【お金】留学中のクレジットカードは??
留学が決まって悩むのが、現地での「お金」だと思います。
いろいろ方法はあると思うのですが、僕がベストだと思った方法を反省も踏まえて書いておこうと思います。
もちろん、これより良い方法がいっぱいあると思うので、参考にする程度で…
最初に断りますが、記事が長いです。目次を使って飛びながら欲しい情報だけで....
0.デンマークはキャッシュレス
まずはじめに、デンマークはコインを無くそうとしているほどキャッシュレスが進んでいます。
本当にどこでもカードが使えます。
自動販売機、クリスマスマーケットの屋台でも使えるので、来たら驚くと思います。100円程度の買い物でもクレジットカードを使います。ですので、毎月の明細表が5,6ページとかになります笑
キャッシュレスは日本人からすると怖いと思う人も多いと思いますが、正直、楽です。
スマホとカードさえあれば、どこにでも行ける。
というわけで、日本からの準備で最も重要なのがクレジットカードです。
1.日本の銀行口座
もちろんですが、基本的にお金は日本の銀行口座から使っていくことになります。
デンマークで口座を開設したら別ですが、僕は開設しなかったです。(理由は次のセクション)
留学以前から「みずほ銀行」に口座を持っていたので、その口座をそのまま利用しました。ポイントは2つ。
- お金の”出どころ”と”入りどころ”は、全てこの口座にまとめる。
基本的には奨学金を使って行く形になると思うので、奨学金の入るところとクレジットカードの引き落としは同じ口座にした方がいいと思います。
- インターネットバンキングを開設
4.キャッシングの話や送金の話を読んでいただければわかるのですが、海外にいる際にできなくなることが「振込」「送金」です。制約はあるものの、インターネットバンキングを開設していれば、ある程度どうにかなることもでてくるのでインターネット経由で口座を操れるようにしておくと、便利かなと思います。
僕は、セディナカードの件があるので、もっとインターネット送金に強い口座にすればよかったと少し後悔しています。
2.デンマークの口座を開設??
こちらは少し悩みました。が、結果的には開設せず。
直接調べたわけではないのですが、知り合いの中国人が開設した際には開設費用がかかったらしいです。他の留学生も開設費用がかかるからという理由で開設していませんでした…
費用がかかるのかは不明ですが、特に不便を感じないので開設しなくていいと思います。
ただし、デンマークでバイトしようとしている人は開設が必要です。アルバイトはデンマークの銀行口座がないとできないことになっているらしいです。
税金の関係で手渡しはダメ。
3.クレジットカード
僕は結果的に4枚のクレジットカードを持っていくことになってしまいました。多すぎますね。。。もちろんメインで使っていたのは1枚なのですが….
2枚か3枚でいいと思います。
4枚のうちの内訳は、次です。
3.1.学生ライフカード
メインで使っていたカードになります。上限は30万。このカードは留学に行くにあたって新しく作ったカードです。利点は”5%キャッシュバック” 。海外で利用する(インターネット決済を除く)と使用金額の5%がキャッシュバックされるというもの。クレジットカード大国のデンマークでこのキャッシュバックはかなり大きいです。
海外利用キャッシュバックサービス|クレジットカードはライフカード
ただし、一つ注意。
入会後にwebから登録が必要になります。登録を忘れないようにしましょう。
ここに忘れて、大損した人がいます。←(ぬぐいきれない涙)
3.2.セゾンカード
こちらは、留学前から持っていたカードです。ヨーロッパでamexは全く使い物にならないと思った方が良いでしょう。
僕はライフカードの上限が心配な時に、インターネット決済で使っていました。バス代とか航空券代とか。
でも、amexの換算レートが悪すぎる… ほとんど使ってないです。
3.3.セディナカード
キャッシングに使っていました。後述します。
3.4.家族カード
これはお守りのように持っているカードです。もしもの事態に使えと….
このカードが出るときは緊急事態ですね。パスポートが盗まれたときも緊急事態ですが、財布が盗まれた時が一番の緊急事態です。普段はパスポートと合わせて首にぶら下がっているか、ロッカーに入っています。
4.キャッシング
現地通貨であるデンマーククローネが必要になることもあります。割り勘とか用ですが。。
また、他の国に行った時に通貨が必要になるので、ATMからお金を引き出す手段は確保しておいた方がいいです。
デビットカード で引き出す、日本円から換金していく。など、方法は様々ですが、僕はセディナカードを使ってキャッシングしていました。
なぜ、このカードでキャッシングするかというと、pay-easyによる繰上返済ができるからです。
わっかりやすい参考ブログをのっけておきます。
両替手数料を100円以内に!セディナカードで海外キャッシングしてネットから返済するまでの流れを徹底解説 - ノマド的節約術
詳しくない僕なりに説明すると….(詳しくないです笑)
キャッシングは銀行からお金を借りることになります。借金をするってこと。借金するには利子がかかります。借りている期間が長ければ、長いほど利子が大きくなってしまいます。1日あたり20円とか。 もし、これを返済する日が30日後だったら、20×30で600円の利子。でも、これが4日後に返済できたら80円で済みます。これが繰上返済です。pay-easyはインターネット上で繰上返済できるサービスです。
つまり、「キャッシング→数日後にネットで繰上返済」することで利子を100円以下にしてキャッシングすることができます。
pay-easyを使う際は、みずほのインターネットバンキングを使います。
参考ブログでは楽天銀行だけと書いてありますが、みずほでも大丈夫です。ただ、みずほのネットバンキングでは無料送金回数が決まっています。
じゃあ、デビットでいいじゃん?と思った人もいると思います。
デビットカードだと、換算レートにプラスで手数料を乗っけられます。(もちろんキャッシングにもカード側の手数料が上乗せされます)今回の方法とデビットでどっちに軍配があがるかは不明ですが、今回の方法が一番だと信じています…
どなたか、比較してくれる方….
5.海外送金
することはまずないだろうと思っていたのですが、日本の口座から海外の口座に送金しないといけない状況がうまれる時があります。
僕の時は、
・一緒に旅行に行った際にツアー代金を一括で払ってくれた友達への送金
・Accommodation officeのオンライン決済システムが不具合を起こし、寮費を送金
と2回も海外送金することになってしまいました。
通常だと海外送金は手数料が非常に高く、キレそうになるのですが、下記のサービス「Transfer Wise」を使うと手数料が数百円程度と安くで送金をすることができます。
口座間で直接送金するのではなく、間にtransfer wiseの口座を挟むことで手数料を安くしているようです。僕自身、とてもお世話になりました。
使い方を説明するのはめんどいので、必要になったらググってください笑
ただし、インターネットバンキングを開設しないめんどくさいことになるので、注意が必要です。
6.使いすぎには注意
最後に。キャッシュレスはとっても便利なのですが、使いすぎが難点。
引き落としが遅れるため、口座残高として目で確認できる金額は、実際の使用可能残高とは異なるのが、難しいところです。
大型の奨学金をもらっていて、大手を振って北欧にくる方々は、なんとなくの計算でうまくいくようですが、、、僕のようなクソザコナメクジは少しの気の緩みが命取りです。
僕の場合は、毎月の終わりに使った金額とこの先入ってくる奨学金の収支をexcelにまとめて管理していました。結果、開くと寿命が3年縮まるファイルが出来上がってしまったのですが....
以上、お金の話でした。