Denmarkに留学

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半年間の交換留学 at DTU

電話口でヨナスに激怒した。授業の感想2/2

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授業感想後半ということで、CADLinuxについて

 前半はこちら↓ 

tomubox.hatenablog.com

 

 

Linux

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この授業が1番ヘビーだったと思います。

そもそも、Ubuntuでコマンド使うことがしばしばあり、何やってるか深く理解しないままやっててモヤモヤしてたので、この授業を取ればわかるかも??と思い軽い気持ちで受講したのですが、僕が知りたい情報は第2回までの授業で終了。

第3回で仮想サーバーを与えられて、そこからネットワーク環境を構築、セキュリティ対策と話は大きくなり.....

最終課題にいたっては、企業の社内ネットワークを仮想サーバーで実現するにまで至りました(爆笑)

 

1GB知りたかったのに1TBのボリュームの講義でした(笑)

 

英語開講だったので、留学生が取るのかなと思いきや、教授がインド人の先生だからという理由での英語開講。留学生は僕だけでした

しかも、インド人の先生はデンマーク語ペラペラ。たまーにデンマーク語の飛び交う愉快な教室。

 

という感じで、ハード面白いクラス。

難しくて何度も教授のオフィスを訪れたので、1番教授と仲良くなれた授業でした。教授にアポを取るのが面倒で、オフィスの前の机でずっと待ってたので、またお前かって感じで呆れられてたのかも

 

でも、そのおかげで僕のインターネットに関する知識は飛躍的に向上。4つの授業の中で1番実りのある授業でした。

特に最終課題は本当に辛かった。

 

まず、ヨナス! こいつが本当に機械音痴。

最終課題は仮想サーバー上で行うのですが、その仮想サーバーに繋げない。結局課題提出日までサーバーにつなげることはなく、全部僕一人でやることに

 

流石にキレました。電話口で。

すると、

 

>俺は今混乱してるんだ。

なんで。

>サーバーには繋がないし、妻は妊娠するし、予定日はテストの日だし。

え??まって、まって2人目??

 

そうなんです。ヨナス家、今月末に第二子が生まれるとのこと。

おめでたい㊗️

出産予定日は24日のクリスマスイブらしい。

生まれたら連絡してね!って言ってあって。連絡がないのでまだなのかも。

おめでたいんだけど、それとこれとは話が違うだろ!

っと電話口で怒った結果、少し提出レポートを助けるという話で落ち着く、がしかし!、結局僕一人でサーバー建てるのことに()

40時間ぐらいで、授業の復習とサーバー側の作業は終了。そっから5時間ぐらいでレポートを書き上げ、なんとか提出して、試験のプレゼン準備を 

 

試験は20分の予定だったのですが、議論に発展し、気づけば50分になっていました。

 

試験結果は,,,, 7でした↓↓

 

個人的には10だと思ってたので、少しがっかり….

 

終わってから先生に、結果には満足??と聞かれたので、

suppose to be 10!!!

と言っておきました(笑)

 

試験が終わり、やっとLinuxから開放される~~と肩の力を抜いた直後、ヨナス…..

そうです。こいつにサーバーのい・ろ・はを教えないといけないんです。だって、すべての設定を僕がやったんだもん….

 

ということで、試験後から4時間。みっちりヨナスにサーバーの仕組みを教え続け、模擬テストまで行いました~~~

ヨナスの試験結果は4だったらしいです。(くっそ、2でいいやろ)

 

そんなこんなで、知識・実践力ともに叩き上げられた授業でした。

こんなにダメダメ言っているヨナスですが、根はすごく良い奴。1番喋っている時間が長かったお陰で、仲の1番良いデンマーク(パキスタン)になりました。

 

CAD製図

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まだ結果がわかっていないのが、このCADの授業です。きっと大丈夫だと思うのですが

この授業は過去の経験に救われた授業でした。

 

まず、CADとは簡単に言えば、コンピュータで製図の図面を書き、シミュレーションするソフトです。

こちらのソフト。実は使うのが初めてでした。初めてにもかかわらず、受講する授業はすでに使ったことを前提とした授業。。。

 

やばいです。

 

英語で使い始めなければならないのに加えて、授業のレベルが少し高い。

 

最初に課された課題は、どのぐらいCADを使えるか図る基本的な設計課題だったのですが、30時間ぐらいかかった気がします。

 

ただ少し救われたのは、コンピュータで線を引く系のソフトウエアを以前に使っていた点です。drawing系ソフトウエアの基本の基本であるパスやセグメントといった類の概念を知っていて、使ったことがあったため、全く手も足も出ない状況になることはありませんでした。

 

課題はセメスターを通じて、合計3つ。

  1. ペットボトル
  2. マウス
  3. 構造物のシミュレーション

でした。

 

マウスの課題まで、自分の思う最高の出来の製図を提出しました。これ以外むりだろっていうレベル。。。。

評価もそれなりのものが来るだろうと思っていたの、ですが!!

 

最終課題の前に、課題1,2の評価を聞く機会がありました。自分の課題の評価は44。結構ショックでした。どちらの課題も30時間以上かけています。

減点理由などを聞きにいくと、ビックリ。僕の思っている2倍の精度を教授は要求していました…..

 

日本だと、この手の課題の評価は加点方式で、追加の部分ができていれば加点。といった具合です。デンマークだと減点方式。教授の考える完璧があって、そっからの減点です。

 

これを知ってから教授のもとに通い、最終課題は教授のアドバイスをもらいながらなんとか終わらせたのですが、、、

 

結果はいかに…..

この科目は必修科目なので、落としたら留年です….

PASSしていることを願います。

 

必死になったら、教授に質問するようになるもんなんですね。この講義からそれを学んだ気がします(笑)